一戸建てに設置された階段の種類は?子どもの安全を踏まえて選ぼう
一戸建ての住宅を購入するとき、家族みんなが使いやすい設計になっているか、確認することになります。
その中でも、しっかりと確認したいのが階段です。
特に子どもが小さいうちは、誤って転落するのではないかと心配になります。
そこで一戸建てに設置される階段の種類、リビング階段が注目されている理由、子どもの安全性を配慮するポイントなどを解説していきたいと思います。
一戸建てに設置されている階段の種類
最も一般的な階段が、「直階段」と呼ばれるものになります。
2階に、一直線で登ることができるタイプです。
使用面積が少ないことから、狭い一戸建てで設置される傾向があります。
「かね折れ階段」は、途中に踊り場があるタイプになります。
2階に上がる途中、階段はL字型にカーブしていることが特徴です。
その他、踊り場がU字型になっている「折り返し階段」、階段全体が曲線になっている「らせん階段」があります。
折り返し階段は、踊り場の形状から、かなりの面積がある一戸建て住宅で設置される傾向が。
一方、豪華なイメージがあるらせん階段ですが、階段が筒のなかにおさまる形状のため、意外とスペースを要しません。
しかし、階段の上り下りが難しく、小さいお子様がいる家庭には不向きなタイプの階段です。
一戸建てにリビング階段を設置する住宅が増加
これらに加えて、最近注目されているのがリビング階段です。
通常、階段は廊下があるスペースに設置されています。
そのため、家に帰ったときそのまま2階にある自分の部屋に直行することが可能となり、家族がコミュニケーションをとる機会が減ると考えられるようになりました。
それに対してリビング階段は、家族みんなが集まるフロアに設置するため、2階に行くとき家族と必ず顔を合わせます。
子どもが大きくなるにつれて、会話が少なくなることを心配し、リビング階段に着目する家庭が増えています。
一戸建ての階段は子どもの安全を考えて設置
一戸建ては、子どもが過ごしやすい設計であるかが購入の基準のひとつになります。
特に階段は、足を滑らせるなどの危険があるので、使いやすさがとても重要です。
お洒落な見た目も大切ですが、子どもが安全に使えるかどうかを第一に考えることが大切です。
踏み面は十分な広さがあるか、手すりはつかまりやすいか、転落しやすい隙間はないかなど、しっかり確認しましょう。
また子どもが小さいうちはどのようなタイプの階段でも、足を滑らす危険があります。
そこで、子どもが大きくなるまで滑り止めのマットを敷き、高さが異なる手すりを2本つけることも一案として考えておくと良いでしょう。
階段を安全に上り下りするために、慣れるまで一緒に練習してもいいかもしれませんね。
まとめ
一戸建てに設置された階段は、日ごろの生活の快適さのバロメーター。
普段、上り下りすることが多いからこそ、使いやすさや安全性を重視する必要があります。
特にお子様がいる家庭では、子どもが小さいうちでも安全に使えるかを考えて選ぶようにしましょう。
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