マイホームを購入前に知っておくと役立つ!住宅ローンの種類と特徴

住まいに関するお話し

石田 繁寛

筆者 石田 繁寛

不動産キャリア30年

社内一の不動産キャリア、特に土地から建物の提案には自信がございます。

自社物件仕入れ・販売とPC物件入力を担当しているので
物件相場・未公開物件情報にも明るいです。

マイホームを購入する場合、住宅ローンを組むのが一般的ですが、金融機関よって特徴が異なります。

 

あらかじめ住宅ローンの概要を把握しておくと、金融機関に融資を相談する際、参考になるでしょう。

 

今回は、マイホームを購入する際に組む住宅ローンの種類や特徴についてご紹介します。


住宅ローンの種類を検討する人


住宅ローンの種類と特徴1 住宅ローンの種類


各金融機関が多様な住宅ローンを提供していますが、住宅ローンの種類としては、公的ローンと民間ローンの2種類に大別できます。

 

住宅金融支援機構が提供する公的ローンは、金融機関によって融資する条件が定められており、民間ローンに比べると金利が低い傾向があります。

 

そして銀行などが提供する民間ローンは、融資限度額が高めに設定されていますが、公的ローンに比べると審査が厳しくなる傾向があります。


住宅ローンの種類と特徴2 公的ローンの特徴


1)フラット35

 

公的ローンは、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が提供しており、以前は月々の返済額に対して5倍以上の月収があることなどを条件にしていました。

 

しかし、2007年に現在の体制になって以降は、融資の条件を緩和しており、民間の金融機関と提携してフラット35などの商品を提供しています。

 

フラット35は、比較的金利が低いのに加え、借り入れ時から返済が終了するまでの金利が変動せず安定している点が人気です。

 

2)財形住宅融資

 

住宅金融支援機構は、フラット35のほか、財形貯蓄をしている人を対象に、財形住宅融資も提供しています。

 

財形住宅融資を受けるためには、財形貯蓄を1年以上続けている必要があり、貯蓄残高の10倍(限度額4,000万円)まで借り入れが可能です。

 

フラット35より金利が安くなる傾向がありますが、金利は5年固定型となっており、5年ごとに変わります。


住宅ローンの種類と特徴3 民間ローンの特徴


民間ローンは、銀行・信用金庫・労働金庫・住宅ローン専門会社・生命保険会社など、民間の金融機関が提供しています。

 

銀行・信用金庫・労働金庫は、固定金利型と変動金利型、住宅ローン専門会社・生命保険会社は固定金利型が多くなっています。

 

なお、住宅を販売する業者が民間の金融機関と提携して提供する提携ローンや、勤めている会社が提供する社内融資などもありますので、気になる方は一度調べてみると良いでしょう。


まとめ


以上、マイホームを購入する際に組む住宅ローンについてご紹介しました。

 

住宅ローンには多くの種類があるので、ライフスタイルに合った返済方法を提供している金融機関に相談することをおすすめします。

 

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