パートの方が住宅ローンを組むのは難しい?審査にとおるポイントをご紹介
パートやアルバイトの方がマイホームの購入をするとき、住宅ローンが組めるのか不安に感じるかもしれません。
実際に、パートの方が住宅ローンを組むのは正規雇用の方と比較して難しいと言われています。
そこでパートの方におすすめの住宅ローンや、審査にとおりやすくするためのポイントをご紹介します。
効率良くマイホームの購入をおこなうために事前にポイントをおさえておきましょう。
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パートの方が住宅ローンを組むのが難しいと言われる理由について
雇用形態がパートだとしても住宅ローンの申し込みはできますが、審査の通過は難易度が高いのが実情です。
パートの方が住宅ローンを利用するのが難しいと言われる3つの理由を見ていきましょう。
住宅ローンの利用が難しい理由①収入が低い
住宅ローンの審査では、当然ながら借り入れ額に見合う収入があるかをチェックされます。
借り入れ額の目安は収入の5~6倍と言われています。
3,000万円のマイホームを住宅ローンで購入する場合は、年収500~600万円の年収が必要というわけです。
一般的にパートの収入は正社員に比べて低いことが多く、収入が低いと住宅ローンの審査に落ちる可能性が高いです。
希望する借り入れ額と年収のバランスが見合っているかを検討してみましょう。
住宅ローンの利用が難しい理由②収入が不安定
住宅ローンの審査では借り入れ額に応じた年収かどうかにくわえて、収入が安定しているかチェックされます。
住宅ローンの返済は車のローンなどとは違い、数年で完済できるものではありません。
住宅金融支援機構の調べによると、返済期間の平均は26.4年と発表されています。
そのため、現在高額な年収を得ていたとしても収入に継続性がなければなりません。
勤続年数が短い場合は収入が一過性のものであり、不安定だと判断されてしまうかもしれません。
住宅ローンの審査では正社員で勤続年数が長いほうが有利です。
パートの雇用形態は収入の安定性が評価されないため、住宅ローンの利用が難しいと言われています。
住宅ローンの利用が難しい理由③信用性が低い
金融機関としては何千万円もの大金を貸すため、債務者が信用できる方かどうか審査します。
残念ながらパートは正社員に比べてリストラや減収のリスクが高く、信用性はあまり評価されません。
企業は業績が悪くなると、パートをリストラしたり、契約の更新を拒否したりして、人件費を削減することは珍しくありません。
業績不振に陥ったときに真っ先に削減されるのが、パートや派遣社員などの非正規雇用者なのです。
住宅ローンの審査通過が難しい理由の1つに、長期間の雇用が不安視されることが挙げられます。
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パートの方におすすめの住宅ローンについて
雇用形態がパートの場合は一般的な住宅ローンだと審査通過が難しいのですが、フラット35であれば利用できる可能性が高いです。
パートの方におすすめの住宅ローンであるフラット35についてご紹介します。
フラット35の概要や特徴を理解し、ぜひご検討ください。
パートの方におすすめ!フラット35とは
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して提供している住宅ローンのサービスです。
日本全国の300を超える金融機関で利用可能です。
長期固定金利の住宅ローンで、借り入れたときからずっと金利が変わりません。
そのため金利上昇の不安がなく、資金計画を立やすいメリットがあります。
さらにフラット35は保証人を立てなくても良いため手続きが最小限で、保証会社への費用負担もありません。
一般的な住宅ローンでは保証人や保証料が必要になるケースが多いですが、フラット35は制度が異なります。
パートだから保証人が見つからないかもしれないと不安に感じている方も安心して利用できるでしょう。
雇用形態の制限がない
パートの方にフラット35をおすすめする理由は、雇用形態に関わらず申し込みができるからです。
住宅ローンのなかには、正規雇用ではない場合は申し込みがおこなえないと明言されているものもあります。
収入があったとしても審査すらしてもらえないというわけです。
金融機関は審査内容を公開していないため、パートだから返済能力が低いと判断されて審査に落ちるかもしれません。
フラット35は一定以上の収入があるという条件をクリアすれば、正社員以外も対象になるため、非正規雇用の方が利用しやすい住宅ローンです。
パートの方は、審査基準が一般的な住宅ローンとは異なるフラット35のご利用をご検討ください。
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パートの方が住宅ローンの審査をとおりやすくするポイントとは
雇用形態がパートの場合は住宅ローンの審査通過が困難であるため、比較的利用しやすいフラット35の利用をおすすめしました。
しかしフラット35だからといって、誰もが簡単に審査を通過するわけではありません。
フラット35を利用するためにも債務者の信用性や安定性は不可欠であり、返済能力についてしっかりチェックされます。
パートの方が住宅ローン審査にとおりやすくなるための3つのポイントを見ていきましょう。
審査にとおりやすくなるポイント①頭金を多めに用意する
住宅ローンの審査では頭金がどのくらいあるかがチェックされます。
そのため、頭金をできるだけ用意しておくことが審査にとおるためのポイントになります。
頭金とは契約時に支払うお金のことで、頭金をたくさん用意すればマイホームの購入価格のすべてを金融機関から借りる必要がありません。
たとえば4,000万円の家を購入する場合に頭金として1,000万円用意すれば、金融機関から借りるお金は3,000万円になります。
頭金があれば債務者の返済負担が少なくなるため、債権者としては安心材料になるでしょう。
頭金は家の購入価格の10~20%が平均です。
頭金なしですべての金額を住宅ローンで購入する方もいますが、審査をとおりやすくするには頭金をできるだけ用意したほうが良いでしょう。
事前に頭金を貯めておくか、貯蓄を頭金にまわすことがおすすめです。
ただし急な出費に対応できるように、必要な分は手元に残しておきましょう。
審査にとおりやすくなるポイント②ほかのローンを完済する
住宅ローンの審査では債務者の信頼性が重視され、過去の返済記録も影響します。
もし、車のローンやクレジットカードの返済が滞っていたり支払い期日に遅れたりしていると、延滞記録が残ってしまいます。
契約者の信用度を下げないために、返済期日を守って返済を続けましょう。
また、住宅ローンの審査では返済負担率が金融機関の基準を下回っているかがチェックされます。
住宅ローンを組むとき、すでに自動車ローンや教育ローンを利用している場合は負債として提示しなければなりません。
ほかにも、ローンがあると返済負担率に影響するため、できれば家を購入する前にほかの借り入れを返済しておくと良いでしょう。
審査にとおりやすくなるポイント③収入合算する
申し込み者の返済能力が不十分だと感じるときは、収入合算を利用することがおすすめです。
収入合算とは配偶者や親など、条件を満たす方の年収を申し込み者の年収に合算して住宅ローンの申請をおこなう方法です。
合算することで年収額があがり審査にとおりやすくなり、さらに借り入れ金額が増やせるメリットがあります。
収入合算する場合は合算した方にも返済責任が生じるため、お互いに制度を理解したうえで利用を検討しましょう。
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まとめ
一般的に雇用形態がパートの場合は住宅ローンを組むのが難しいと言われているため、審査に通過するために対策をおこないましょう。
フラット35はパートの方でも審査にとおりやすいためおすすめです。
短時間でスムーズにマイホームを手に入れられるように、審査にとおりやすくするためのポイントをおさえておきましょう。
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