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不動産購入時に注意しなければならない建ぺい率と容積率について解説

住まいに関するお話し

小林 瑩瑩

筆者 小林 瑩瑩

不動産キャリア5年

事務を担当しています♡
お客さんからの問い合わせを丁寧に情報が多く回答できますように日々努力しています。
中国語を喋れるのが私の強みです。
家を買うことは人生の大きい買い物ですので、日常生活と違って、不動産の専門用語も多く出てきます。出来る限り中国語で専門用語を説明し、ご理解と満足をして頂けるよう頑張ります。
2015年宅建を取得しましたので、もちろん日本語も全然大丈夫ですよ。
宜しくお願いします。

不動産購入時に注意しなければならない建ぺい率と容積率について解説

今回は不動産を購入する際に覚えておきたい、建ぺい率と容積率についてご紹介します。
混同して考えがちなこの2つの違いについて解説したのち、新しく建築物を建てる際にどのような建築制限が課せられるかについてもご紹介します。
不動産購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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不動産購入時に確認しておきたい建ぺい率と容積率の違い

建ぺい率と容積率はどちらも土地ごとに定められている数値で、建設できる建物の大きさはこの2つの数値によって決まります。
どちらも混同して覚えられやすいので、まずは建ぺい率と容積率の違いについてご紹介します。
建ぺい率は、「その土地面積のうちどれだけを建築用に使用できるか」を定めた数値です。
一般的に建ぺい率が高ければ利用価値の高い土地として判断されることが多くなります。
それに対して、容積率は「その土地に建設できる建物の延べ床面積」を定めた数値です。
延べ床面積とは床面積の合計のことで、複数階に分かれている建物の場合はすべての階層の床面積を合わせて数えます。
こういった建ぺい率や容積率のような建築物に関する制限は、行政によってかけられています。
このような制限がなければ景観を無視した建物が乱立してしまう可能性があるため、滅茶苦茶な街並みが作られないように規制しているのです。

不動産購入時に確認したい建ぺい率と容積率による建築制限

不動産を購入する際は、上記で説明した建ぺい率と容積率に設定された数値内に収めないといけません。
たとえば100平米の土地で建ぺい率が60%だった場合、建築用に使える土地面積は60平米です。
駅周辺や商店街などの土地では建ぺい率100%という不動産もあり、その場合はその土地を最大限建築用に使用できるので、利用価値が高いとされます。
逆に一戸建てを中心とした住宅地では建ぺい率50%程度の不動産も多くあります。
建ぺい率が下がれば土地の利用価値も一般的には下がりますが、一戸建て用ならばその方がゆったりしていて良いと判断されることもあります。
建ぺい率が低いことが必ずしもマイナス要素になるわけではないのです。
とくにマイホームを購入する方にとっては、ある程度建ぺい率が低くても庭に使えるので、そこまで気にする必要はありません。
次に確認したい容積率ですが、土地面積が100平米で容積率が90%の場合、建設可能な延べ床面積は90平米までです。
これらを組み合わせると、たとえば100平米の土地で「建ぺい率80%容積率80%」の場合、80平米の平屋かそれぞれ床面積40平米の2階建てなどの建築が可能です。

まとめ

今回は不動産購入を検討している方向けに、建ぺい率と容積率の違いについて、またこの2つからなる建築制限についてご紹介しました。
商業用と住宅用で大きく見方が変わります。
ぜひ今回の記事を参考にして、理想の不動産を見つけてください。
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