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2階にリビングがある一戸建てのメリットは?デメリットも合わせてご紹介

住まいに関するお話し

石田 繁寛

筆者 石田 繁寛

不動産キャリア30年

社内一の不動産キャリア、特に土地から建物の提案には自信がございます。

自社物件仕入れ・販売とPC物件入力を担当しているので
物件相場・未公開物件情報にも明るいです。

2階にリビングがある一戸建てのメリットは?デメリットも合わせてご紹介

間取りの自由度が高く、自分にあった快適な暮らしを設計しやすい一戸建て。
従来の住宅では、1階にリビングルーム、2階に寝室などという間取りが大半を占めていましたが、近年はリビングをあえて2階に設ける一戸建てが増えています。
なぜ2階のリビングルームが好まれるのでしょうか?
ここでは、2階にリビングを作るメリットとデメリットをご紹介します。

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陽当たりがいい!一戸建てで2階にリビングを作るメリット

・陽当たり良好

近年2階にリビングを設ける一戸建てが増えている理由として、陽当たりの良さが挙げられます。
多くの住宅が密集した住宅街の場合、隣接している建物の影響で1階には陽が入らないこともしばしば。
しかし、2階であれば周りの建物の影響を受けにくく、陽当たりを確保することができます。
家族団らんの場であるリビングの陽当たりは大切ですよね。

・バルコニーと合わせて使いやすい

2階に作ることの多いバルコニー。
リビングを2階に作ることでバルコニーとの動線が確保され、より良い空間を作れます。

・プライバシーを確保しやすい

特に密集した住宅街の場合、1階にリビングがあると前を通る人や近隣の人の目が気になってなかなか落ち着けないことも。
そんなとき、リビングが2階にあれば人目を気にせずカーテンを開けて日差しを取り込むこともできます。

・耐震性が良くなる

広々としたリビングを2階に持っていくことで、壁や柱の多い個室を1階に集めることができ、その結果家の耐震性アップにつながる嬉しい効果も期待できます。

夏場のことも考えよう!一戸建てで2階にリビングがあるデメリット

・階段の負担が増える

2階にリビングがあるということは、生活のメインスペースが2階にあるということ。
買い物の度に荷物を持って2階のリビングまで上がる必要があります。
そのため、階段を苦痛に思う人はよく検討しましょう。

・夏場は熱気がこもる可能性も

陽当たりが良い反面、それだけ熱を吸収してしまいます。
冬場はポカポカ気持ち良く過ごせても、夏場は熱気がこもる可能性も。
冷房機器についてもあわせて検討しておくと安心です。

・広い敷地の家には不向き

広い敷地の家は1階に庭があるケースも多く、そういった場合はリビングも1階に作った方が実用的かつ快適な暮らしが送れるでしょう。

まとめ

密集した住宅街に立つ一戸建てにとってはメリットの多い2階リビングですが、敷地によっては不向きな場合もあります。
リビングの位置を検討するときには、敷地面積や陽当たりなどを考慮してみてくださいね。
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