家族で防災知識を学ぼう!厚木市にある神奈川県総合防災センターについて
神奈川県のほぼ中央に位置し特例市に指定されている厚木市は、東京都心や羽田空港から約40km、横浜から約30kmの位置にあります。
今回はそんな厚木市にある「神奈川県総合防災センター」についてご紹介していきます。
家族で防災知識を学ぼう!厚木市にある神奈川県総合防災センターについて:神奈川県総合防災センターとは
神奈川県総合防災センターでは、「災害に備えるために、災害を知る、災害を考える」というテーマで、地震・風水害・消火・煙からの避難などさまざまな災害や防災を疑似体験できます。
センター内には防災用品が展示されており、また防災シアターなどで災害について解説されているため、いざというときに備えて家族で楽しく学ぶことができます。
センターの営業時間は9:00~17:00(入館は16:30、体験コーナー利用は16:00まで)、祝日を除く毎週月曜日と祝日の翌日は休館日となります。
センターの住所は神奈川県厚木市下津古久(しもつこく)、車でのアクセスは、以下の通りです。
・小田原厚木道路 厚木西ICから南へ約1.5km
・東名高速道路 厚木ICから南西へ約2.5km
・新東名高速道路 厚木南ICから南西へ約1㎞
公共交通機関でのアクセスは、小田急線愛甲石田駅から伊勢原駅南口行または平塚駅北口行バスを利用し長沼バス停で下車後徒歩5分です。
家族で防災知識を学ぼう!厚木市にある神奈川県総合防災センターについて:地震や煙避難などの防災体験
神奈川県総合防災センターの最大の魅力は、なんといっても家族でリアルな災害・防災体験ができることでしょう。
最大で震度7を体感できる地震体験コーナーでは、強い揺れのすさまじさや揺れている最中の安全確保行動を学ぶことができます。
風水害体験コーナーでは、最大風速30m/秒の暴風と雨量50mm/時の豪雨を体験ができます。
びしょぬれになること必至ですが、長靴とレインコートを無料で借りられるので安心です。
煙避難体験コーナーでは、火災時に脅威となる煙からの避難方法を知ることができます。
定期的に開催されているミニ防災教室では、AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法や止血・骨折などの応急手当のレッスン、災害時に役立つ簡単な工作などを体験できます。
なお、10名以上でミニ防災体験を利用したい場合は事前電話予約が必要です。
複数の家族連れで行く場合などは、予約忘れがないよう注意しましょう。
まとめ
神奈川県総合防災センターでは、さまざまな災害を体験しながら防災に関する知識を深めることができます。
ただ知識をつけるだけでなく身をもって災害の脅威を感じることで、いざというときに自分自身や家族の身を守れるようになるでしょう。