一戸建て購入時には知っておきたい「固定資産税と築年数の関係」
一戸建てを購入すると、住宅ローンだけではなく、毎年固定資産税を支払っていく必要があります。
この固定資産税とはどのように計算され、築年数が経つことでどのように変わっていくものなのでしょうか。
今回は、固定資産税と築年数の関係についてご紹介します。
固定資産税と築年数の関係:一戸建ての固定資産税はどうやって決められている?
一戸建ての場合、固定資産税は土地と建物に対してかかり、いくらになるのかは固定資産税評価額×標準税率によって決められています。
一般的に標準税率は1.4%とされていますが、固定資産税評価額は3年に1度見直されます。
固定資産税と築年数の関係:建物の評価額はいくらぐらい下がる?
土地はその時の整備状況や都市計画に応じて価値が変化しますが、建物は年月とともに劣化していくため、評価額も築年数とともに減額されていきます。
減額には「経年減点補正率」という項目が大きく関係しており、一般的な住宅の中で最も減点補正率が低く、劣化のペースが早いとされているものは、木造住宅です。
建物の評価額は、もっとも低いもので新築時の2割が最低ラインとなり、それ以降は下がらないため、築年数が100年になったとしても、固定資産税がゼロになることはありません。
木造住宅の場合は、築年数25年程度で評価額が下限に達するのが一般的です。
固定資産税と築年数の関係:中古住宅の固定資産税はどうなる?
中古住宅は、新築のときの評価を基準にして固定資産税の評価がされています。
そのため、中古住宅を購入した後に、設備をグレードアップしたり改修したりしても、よほど大規模なリフォームでない限り、評価額は上がらないケースがほとんどです。
よって、固定資産税が下がるということからも、中古住宅は新築に比べて購入しやすくなっています。
木造住宅であれば、築年数が25年以上経過していればそれ以上評価額は下がらないことになりますが、住宅としては十分住める家も多いのです。
評価額は住宅そのものの価値ではなく、あくまで税金を計算するためのものだと考えた方がよいでしょう。
まとめ
最近では、中古住宅を購入してリフォームをする人も多くなっており、その内容によっては新築に見劣りしない家も少なくありません。
一戸建てを購入する際には、住宅ローンだけではなく固定資産税の支払いも含めて資金計画を建てる必要があります。
毎年の支払いがいくらぐらいになるかシミュレーションした上で、中古住宅の購入も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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