秦野市にある神奈川県立秦野総合高校の概要!全日制と定時制の特徴をご紹介
神奈川県秦野市に引っ越しを検討中の方なら、周辺の教育施設にも興味があるのではないでしょうか。
秦野市には、幅広い選択科目から自分で科目を選んでオリジナルの時間割を作れる総合高校があります。
この記事では神奈川県立秦野総合高校の概要と、全日制・定時制の特徴をそれぞれご紹介しますので参考にしてください。
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秦野市にある神奈川県立秦野総合高校の概要
神奈川県立秦野総合高校の概要として、教育目標と教育方針、教育活動の3つの柱をご紹介します。
教育目標
神奈川県立秦野総合高校が教育目標に掲げているのは、周囲からの助けを待つのではなく、自分の判断で行動し、その結果に自ら責任をとれる人物になれるような自主自律の精神の育成です。
高い知性と教養を身につけられるように指導し、豊かな人間性と健康な心と体を育むよう努めています。
目標を実現するために、まず基礎学力の定着に重点を置き、しっかりとした土台を築いたうえで、知性と教養を高める指導がおこなわれています。
ボランティア活動を通して培うのは、生徒たちの豊かな人間性です。
部活動も活発におこなわれており、健康な心と体を育む教育の一端を担っています。
教育方針
教育方針は、自主自立の精神に基づき、自ら学ぼうとする姿勢から身につく確かな学力と豊かな想像力の育成です。
礼節を知り、何事にも情熱を持って取り組み、努力を惜しまない態度を育てるよう定めています。
優れたものや美しいものに感動する心を育み、誠実で思いやりのある人格を育てます。
地球環境の改善や保全、持続可能な社会を目指すために必要なのは、積極的に取り組む姿勢です。
生徒一人ひとりの希望する進路を実現するために、多くの選択肢が用意されています。
教育活動の3つの柱
教育活動の3つの柱は学習・進路・部活動です。
1つ目の柱である学習では、単位制の総合学科高校として、自分だけの時間割を作れる4系統の教育課程が用意されています。
系統の種類は、グローバル教養・情報ビジネス・生活デザイン・芸術スポーツの4つです。
70種類以上の選択科目のなかには、天体観測やフランス語入門、コミュニケーション技術などの特色ある科目がたくさんあります。
その他にも、さまざまな実習や体験的な授業がおこなわれています。
2つ目の柱の進路での活動は、1年次の必修科目「産業社会と人間」の受講です。
まず、自分が将来どのような職業につき、どのように働きたいかを考える機会を与えられます。
その後もガイダンスや進路イベントへの参加などの支援を受けられます。
3つ目の柱は、県上位レベルの部もある運動部や、多様な種類のある文化部などが活躍する部活動です。
部活動を支えるための、トレーニングルームやナイター設備、天文台などの施設が整えられています。
●所在地:神奈川県秦野市南が丘1-4-1
●アクセス方法:小田急線「秦野駅」南口より徒歩約25分
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秦野市にある神奈川県立秦野総合高校の全日制の特徴
神奈川県立秦野総合高校の全日制の特徴として、単位制総合学科と特色のある授業、多様な進路の選択肢をご紹介します。
学年による区分のない単位制総合学科
総合学科とは、普通科と工業・商業などに関わる専門的な学科の両方から、自分に必要な科目を選択できる学科です。
総合学科には、さまざまな個性を持ち、卒業後の進路希望もそれぞれ異なる生徒が入学してきます。
自分が希望する進路を実現するために、多種多様な教科・科目の中から自分で選び、オリジナルの時間割が作れるのが大きな特徴です。
これまで気付いていなかった自分の個性を発見したり、自分の将来を具体的に考えたりする学習や指導がおこなわれています。
単位制とは、学年ごとに区分を設けず、3年次までに決められた単位を修得すれば卒業が認められる制度です。
神奈川県立秦野総合高校では、3年次までに80単位以上修得していれば卒業できます。
将来の目標が決まっていない生徒でも、年次ごとに用意されている進路を決めるための授業や、さまざまなガイダンスを受けながら自分の目標を探せるでしょう。
特色のある授業
神奈川県立秦野総合高校でおこなわれている授業のなかでも、特色のある授業をいくつかご紹介します。
スポーツクラス選択科目であるスポーツ概論は、スポーツを通じて外部との交流や、企画運営に携わる授業です。
校内のスポーツ行事でも企画運営をおこない、マネジメントを学びます。
フードデザイン科目では、練りきりを作る体験授業が実施され、普段の実習では体験できない、専門的な和菓子作りに挑戦しました。
家庭看護法・基礎看護の科目でおこなわれたのは、避難所でどのようなケアができるかを学ぶ、日本赤十字神奈川支部の方を講師に招いての実習です。
毛布をガウンとして使用する方法や、段ボールとビニール袋を使った足浴の仕方、紙で容器を作る方法など、その場にあるものを工夫して活用する方法を学びました。
多様な進路の選択肢
神奈川県立秦野総合高校では、大学や短期大学、専門学校に進学する生徒、一般企業の会社員や公務員として就職する生徒など、その進路先はおおむね均等になっています。
さまざまな進路先に応じて、一人ひとりに適したサポートを受けられるのが特徴です。
11月には進路先の候補として、大学、専門学校、企業を訪問する機会が設けられます。
現地に足を運んで説明を聞けば、自分の将来の様子を現実的に想像できるでしょう。
病院やリハビリセンター、保育園などでの職場体験活動への参加も奨励されています。
実際の職場で、職業観や勤労観を学び、自分の生き方を考える貴重な機会です。
面接が重視される就職試験を受ける生徒に対しては、何度も面接練習を重ねて、万全の状態で臨めるように指導があります。
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秦野市にある神奈川県立秦野総合高校の定時制の特徴
神奈川県立秦野総合高校の定時制の特徴として、少人数でアットホームな学校である点と、授業の特色と進路をご紹介します。
少人数でアットホームな学校
神奈川県立秦野総合高校の定時制は、自分らしく自分のペースで学ぶアットホームな学校です。
令和6年度の全校生徒は約35名で、クラスの人数は多くて7人であるため、個別指導に近い状態で授業がおこなわれています。
遠足や文化祭・体育祭、芸術鑑賞会などの行事が充実しており、放課後には希望者による部活動もおこなわれています。
さまざまな事情で小・中学校に通えなかった生徒が、定時制高校には通えているケースも少なくありません。
授業の特色と進路
定時制のため、基本的には4年制ですが、3年間での卒業も可能です。
3年で卒業するには、1、2校時の自由選択科目や、連携している厚木清南高校通信制の科目を取る必要があります。
かなテクカレッジ西部(西部総合職業技術校)やアイム湘南理容美容専門学校でおこなわれている校外講座の受講も可能です。
必履修科目と総合選択科目のほかに美容講座、キャリア講座などの自由選択科目もあります。
おもな進学先は教育や福祉、科学技術や調理師などのさまざまな分野の専門学校です。
おもな就職先としては、製作所や工場などのほかに、神社や畳店など斎場といった業種もあり、多様な選択肢があるのがうかがえます。
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まとめ
秦野市にある神奈川県立秦野総合高校は、学年の区分なく、多くの科目の中から自分で選び、オリジナルの時間割が作れる総合学科の学校です。
全日制と定時制があり、実践的で専門的な授業を通して、さまざまな選択肢のなかから自分のなりたい職業を決められます。
進路に応じて、現地での実習や体験授業、面接練習などの手厚いサポートが受けられます。
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