厚木市の移住者支援「親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度」とは?
新しい生活をはじめる市町村で、さまざまな補助金が設けられていることがあります。
その中でも、新しく戸建・マンションなどの不動産を購入する際に利用できる、住まいに関する補助金を設けている行政もあります。
今回は、神奈川県厚木市が実施している親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度について紹介します。
厚木市の移住支援補助金はどんなもの?
神奈川県の市町村には、様々な移住支援制度がありますが、特に注目されるのが、厚木市のみにある親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度です。
この補助金は、厚木市内に定住する人々の増加を促すとともに、親と子が同居もしくは近居し、若年層と高齢者層までの年齢で構成されるバランスがとれた街づくりを目指すものです。
厚木市内に市外から移住し新生活をはじめるための住宅を購入する費用の他、同居をする際の家屋の改修費用の補助をおこなう補助金です。
補助金を申請するためには、必ず事前の相談が必要です。
厚木市で移住支援の補助金を受けるメリットは?
まず条件として、親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金の申請対象となる人は、親の世帯が1年以上厚木市内に在住しており、厚木市外から新に厚木市内に移住し親世帯と同居もしくは近居する予定の子世帯の人です。
また、対象者は住宅取得・改修工事に関する補助を受ける住宅に3年以上住まう予定があり、その住宅などの契約者等です。
補助金の基本額は同居の場合で60万円ですが、中学生以下の子供がいる世帯や夫婦のどちらかが40歳未満である場合などの条件を満たせばはさらに10万円ずつ可算され、最大で100万円にもなるケースもあります。
厚木市で移住支援の補助金を受ける際の注意点は?
親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金を申請する際の注意としては、事前に相談が必要である点です。
事前相談書の提出をする以前に、不動産購入契約や改修工事の契約などが済んでいた場合には申請ができなくなります。
また、住宅引渡し前や改修工事の完了前に、補助対象住宅以外の住居に転入した場合も申請が不可能となります。
その他、補助金を住宅取得以外に使用したり、市税等の滞納が発生したりした場合などにも補助金の取り消しや返還請求がされることがあります。
まとめ
今回は、厚木市の親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金について紹介しました。
さまざまな条件はありますが、厚木市に親が居住しており、同居や近くに住む予定のある方は、補助金の利用を検討してみるといいでしょう。
住宅に関する補助金について不明な点があれば、不動産会社のスタッフに一度、相談してみてはいかがでしょうか。
私たちLIXIL不動産ショップ フィールドホームズは、厚木市の不動産情報を主に取り扱っております。